象印のスチーム式加湿器「EE-DG35」と「EE-DG50」。
どちらも2026年9月に発売されたモデルで、見た目や機能もよく似ています。
そのため、
「EE-DG35とEE-DG50って、何が違うの?」
「寝室で使うならどっちがいい?」
「大きいEE-DG50を選んだほうが安心なのかな?」
と迷ってしまいますよね。
結論からお伝えすると、選ぶときに一番注目したいのは加湿能力と使いたいお部屋の広さです。
ざっくり分けると、
が選びやすいでしょう。
EE-DG35は3.0L・350mL/hで、木造和室なら6畳まで、プレハブ洋室なら10畳まで。
EE-DG50は4.0L・480mL/hで、木造和室なら8畳まで、プレハブ洋室なら13畳までが目安です。
一方で、フィルター不要のお手入れのしやすさや、自動加湿、長時間運転、安全機能など、日常的に使う機能は共通しています。
この記事では、EE-DG35とEE-DG50の違いをできるだけわかりやすく比較しながら、
「結局、私にはどっちが合っている?」
という疑問までやさしく解説していきます。
加湿器選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
EE-DG35とEE-DG50の違いを比較表でチェック
まずは、2つの違いを一覧で見てみましょう。
| 比較するところ | EE-DG35 | EE-DG50 |
|---|---|---|
| 容量 | 3.0L | 4.0L |
| 定格加湿能力 | 350mL/h | 480mL/h |
| 木造和室 | ~6畳 | ~8畳 |
| プレハブ洋室 | ~10畳 | ~13畳 |
| 加湿時の消費電力 | 305W | 410W |
| 湯沸かし立ち上げ時 | 985W | 985W |
| 強運転 | 約8時間 | 約8時間 |
| 中運転 | 約16時間 | 約16時間 |
| 弱運転 | 約32時間 | 約32時間 |
| サイズ | 約24×27.5×32.5cm | 約24×27.5×36.5cm |
| 重さ | 約2.7kg | 約2.9kg |
| 向いている人 | コンパクトさ重視 | 加湿力重視 |
公式仕様を比べると、主な違いは次の6つです。
- 容量
- 加湿能力
- 対応できるお部屋の広さ
- 加湿時の消費電力
- 本体の高さ
- 本体の重さ
EE-DG50は、ただ容器が大きいだけではなく、より広いお部屋を加湿できるようにパワーも大きくなっているモデルです。
反対にEE-DG35は、基本的な便利機能はそのままに、少しコンパクトに使えるのが魅力。
ここから、それぞれの違いをもう少し詳しく見ていきましょう。
EE-DG35とEE-DG50の違いは6つ
違い① EE-DG50は容量が1L大きい
まず違うのが、水を入れられる容量です。
EE-DG35は3.0L、EE-DG50は4.0L。
EE-DG50のほうが1L多く水を入れられます。
ここで、
「1L多いなら、EE-DG50のほうが長時間使えるの?」
と思う方もいるかもしれません。
実は、強・中・弱それぞれの連続加湿時間は2機種とも同じです。
| 運転モード | EE-DG35 | EE-DG50 |
|---|---|---|
| 強 | 約8時間 | 約8時間 |
| 中 | 約16時間 | 約16時間 |
| 弱 | 約32時間 | 約32時間 |
EE-DG50は容量が大きいぶん、1時間あたりに出せる加湿量も多くなっています。
そのため、
「大容量だから長く使える」というより、「大容量を使って、よりパワフルに加湿できる」
と考えるとわかりやすいですよ。
違い② 加湿力はEE-DG50のほうがパワフル
次に大きな違いが、加湿能力です。
- EE-DG35:350mL/h
- EE-DG50:480mL/h
EE-DG50のほうが、1時間あたり130mL多く加湿できます。
数字だけでは少しわかりにくいですよね。
簡単にいうと、EE-DG35は寝室や個室など比較的小さなお部屋向き。
EE-DG50は、それより少し広いお部屋をしっかり加湿したいときに向いています。
「大きいほうを買っておけば安心」と考えるよりも、実際に使うお部屋の広さに合わせるのがおすすめです。
違い③ 使えるお部屋の広さが違う
適用床面積にも違いがあります。
| お部屋 | EE-DG35 | EE-DG50 |
|---|---|---|
| 木造和室 | ~6畳 | ~8畳 |
| プレハブ洋室 | ~10畳 | ~13畳 |
たとえば6畳程度の寝室なら、EE-DG35でも選びやすいサイズです。
一方、広めのリビングなどで使う予定なら、加湿力に余裕のあるEE-DG50のほうが向いています。
ただし、「○畳」という数字だけでなく、木造かプレハブ洋室かによって目安が変わる点には注意してくださいね。
違い④ EE-DG35のほうが消費電力は小さい
加湿時の消費電力は、
- EE-DG35:305W
- EE-DG50:410W
です。
EE-DG50のほうが加湿力が高いぶん、加湿時の消費電力も大きくなります。
電気代を少しでも抑えたい場合はEE-DG35が有利ですが、広いお部屋で必要な加湿能力まで小さくしてしまうのはおすすめできません。
まずはお部屋の広さに合うモデルを選び、そのうえで電気代を比較すると失敗しにくいですよ。
違い⑤ EE-DG35のほうが約4cm低い
幅と奥行きは同じですが、高さが違います。
- EE-DG35:約32.5cm
- EE-DG50:約36.5cm
差は約4cmです。
「たった4cm」と思うかもしれませんが、棚の上や限られたスペースに置きたい場合は意外と気になるポイントです。
少しでも圧迫感を抑えたい場合は、EE-DG35のほうが置きやすいでしょう。
違い⑥ EE-DG35のほうが約200g軽い
本体の重さは、
- EE-DG35:約2.7kg
- EE-DG50:約2.9kg
です。
差は約200gなので、持ったときの違いはそれほど大きくありません。
ただし、水を入れるとそのぶん重くなります。
頻繁に場所を移動させたい方や、「できるだけ軽いほうがいい」という方ならEE-DG35が扱いやすいでしょう。
EE-DG35とEE-DG50、結局どっちがおすすめ?
ここまで違いを見てきましたが、
「結局どちらを選べばいいの?」
と迷っている方も多いですよね。
それぞれどんな人におすすめなのか整理してみます。
EE-DG35がおすすめなのはこんな人
EE-DG35は、次のような方におすすめです。
- 寝室や個室で使いたい
- 6畳前後のお部屋で使うことが多い
- 本体はできるだけコンパクトなほうがいい
- 少しでも軽いほうが扱いやすい
- 消費電力を抑えたい
- 必要以上に大きな加湿器はいらない
特に寝室や一人暮らしのお部屋など、比較的コンパクトな空間で使うなら選びやすいモデルです。
「大きすぎる加湿器は置きたくないけれど、象印のスチーム式は使いたい」
という方にもぴったりですね。
EE-DG50がおすすめなのはこんな人
EE-DG50は、次のような方におすすめです。
- リビングなど広めのお部屋で使いたい
- 加湿力を重視したい
- 8畳程度の木造和室で使いたい
- 10畳を超えるプレハブ洋室で使いたい
- 本体が少し大きくても気にならない
- 加湿能力に余裕を持たせたい
EE-DG35よりも加湿力が高いため、家族で過ごすリビングなどにも合わせやすくなっています。
「コンパクトさより加湿力を優先したい」という方にはEE-DG50が向いています。
迷ったら「使う部屋の広さ」で選ぶと簡単
2機種で迷ったときは、難しく考えなくても大丈夫です。
まず、
どのお部屋で一番よく使うのか
を考えてみてください。
寝室や小さめの個室が中心ならEE-DG35。
少し広めのリビングが中心ならEE-DG50。
この選び方が一番わかりやすいでしょう。
EE-DG35とEE-DG50のメリット・デメリット
それぞれの特徴を、メリットとデメリットでも整理してみます。
EE-DG35のメリット
EE-DG35の魅力は、必要十分な機能を備えながら比較的コンパクトなところです。
EE-DG50と比べて高さが約4cm低く、約200g軽いため、寝室や個室にも置きやすいでしょう。
加湿時の消費電力もEE-DG50より小さくなっています。
EE-DG35のデメリット
EE-DG50と比べると加湿能力は低めです。
特に広いリビングなどで使う場合は、適用床面積を確認しておきましょう。
「大は小を兼ねる」と考えてEE-DG35を選ぶと、部屋によっては加湿力が足りない可能性があります。
EE-DG50のメリット
EE-DG50の一番のメリットは、やはり加湿力です。
480mL/hの加湿能力があり、プレハブ洋室なら13畳まで対応しています。
リビングなど少し広い空間で使いたい方には心強いですね。
EE-DG50のデメリット
EE-DG35より高さがあり、少し重くなります。
また、加湿時の消費電力も大きくなります。
小さな寝室でしか使わないのであれば、EE-DG50では少しオーバースペックに感じることもあるでしょう。
EE-DG35とEE-DG50に共通するうれしい機能
EE-DG35とEE-DG50はサイズや加湿能力に違いがありますが、基本的な便利機能はよく似ています。
ここからは、2機種に共通する特徴を見ていきましょう。
フィルター不要だからお手入れがラク
毎日使う加湿器だからこそ、お手入れのしやすさは気になりますよね。
EE-DG35とEE-DG50は、どちらもフィルター不要。
フッ素加工された広口容器になっているため、給水や湯捨てもしやすく、お手入れもしやすい設計です。
しっかりお手入れしたいときには「クエン酸洗浄モード」も使えます。
「フィルターを外して洗って、乾かして……という作業が苦手」
という方にはうれしいポイントですね。
湿度を自動で調整してくれる
2機種とも、湿度センサーと室温センサーを使った自動加湿に対応しています。
「しっかり」「標準」「ひかえめ」の3段階から選択可能です。
加湿器に詳しくなくても、毎回細かく設定する必要がないので使いやすいですね。
お部屋の状態も「低湿・適湿・高湿」のランプで確認できます。
夜にも使いやすい長時間運転
連続加湿時間は、2機種とも共通です。
- 強:約8時間
- 中:約16時間
- 弱:約32時間
強運転でも約8時間使えるため、就寝時間に合わせやすい仕様です。
入タイマーは4・6・8時間、切タイマーは1・2・4時間から選べます。
生活リズムに合わせて使いやすいのも便利ですね。
音が気になるときに使える「湯沸かし音セーブモード」
加湿中の運転音は約30dB、湯沸かし時は約39dBとされています。
さらに、湯沸かし音が気になるときには「湯沸かし音セーブモード」も使えます。
メーカー試験では、通常沸とう時の約39dBから約31dBへ低減されています。
ただし、このモードを使うと満水時の湯沸かし時間が約10分長くなります。
寝室などで音が気になる方は、上手に使い分けるとよさそうですね。
チャイルドロックなど安全面にも配慮
EE-DG35とEE-DG50には、
- チャイルドロック
- ふた開閉ロック
- 転倒湯もれ防止構造
が備わっています。
小さなお子さんがいるご家庭ではうれしい機能ですね。
ただし、スチーム式は水を沸とうさせて加湿する仕組みです。
吹き出す蒸気は約65℃まで冷やされますが、熱を使う家電であることに変わりはありません。
小さなお子さんやペットの手が届きにくい場所に置くなど、設置場所には十分注意しましょう。
寝室で使うならEE-DG35とEE-DG50どっち?
寝室で使うなら、まず候補にしやすいのはEE-DG35です。
コンパクトで、プレハブ洋室なら10畳まで対応しています。
一般的な6畳前後の寝室なら、EE-DG35でも十分検討しやすいでしょう。
また、強運転でも約8時間使用できるので、寝る前に満水にしておけば朝まで使いやすい設計です。
一方、
「寝室が広い」
「乾燥しやすく、加湿力に余裕がほしい」
という場合はEE-DG50も候補になります。
寝室だから必ずEE-DG35というわけではなく、部屋の広さを確認して選ぶことが大切です。
リビングで使うならEE-DG50がおすすめ
リビングで使いたい場合は、EE-DG50のほうが選びやすいでしょう。
EE-DG50は、
- 木造和室:8畳まで
- プレハブ洋室:13畳まで
が目安です。
家族が集まるリビングは寝室より広いことが多いため、加湿力に余裕のあるEE-DG50が向いています。
ただし、13畳を大きく超えるプレハブ洋室など、メーカーの適用床面積を超える場所で使う場合は、別の加湿器も含めて検討したほうが安心です。
EE-DG35とEE-DG50の電気代を比較
スチーム式加湿器を選ぶときに気になるのが電気代ですよね。
加湿時の消費電力は、
- EE-DG35:305W
- EE-DG50:410W
です。
電力料金の目安単価31円/kWhを使って単純計算すると、1時間あたりの目安は、
- EE-DG35:約9.5円
- EE-DG50:約12.7円
となります。
8時間なら、
- EE-DG35:約76円
- EE-DG50:約102円
です。
毎日8時間、30日間使ったと仮定すると、
- EE-DG35:約2,269円
- EE-DG50:約3,050円
がひとつの目安になります。
電力料金の目安単価31円/kWhは、全国家庭電気製品公正取引協議会が定めている現在の目安です。
ただし、これは加湿時消費電力を使った単純計算です。
実際には室温や湿度、使用モード、自動加湿の動作、電力会社の料金プランなどによって変わります。
湯沸かし立ち上げ時には別途電力も必要なので、あくまで比較するときの目安として考えてくださいね。
電気代だけを見るとEE-DG35が有利ですが、広いお部屋に必要な加湿力まで下げてしまうのは本末転倒です。
まず部屋に合う加湿能力を選び、そのうえで電気代を比較するのがおすすめです。
給水やお手入れがラクなのはどっち?
お手入れのしやすさについては、EE-DG35とEE-DG50に大きな差はありません。
どちらもフィルターがなく、広口容器を採用しています。
そのため、一般的なフィルター式加湿器のように、
「フィルターを定期的に洗わないと……」
といった手間がありません。
日常のお手入れがシンプルなのは、忙しい方にはうれしいですよね。
本格的にお手入れするときにはクエン酸洗浄モードも使えます。
ただし、水を沸とうさせる加湿器なので、水に含まれるミネラル分などによる汚れは付着します。
「フィルターがない=まったく掃除しなくていい」という意味ではないため、定期的なお手入れは必要です。
置きやすさで選ぶならEE-DG35
省スペース性を重視するならEE-DG35がおすすめです。
幅と奥行きは2機種とも約24×27.5cmで同じ。
違うのは高さです。
EE-DG35は約32.5cm、EE-DG50は約36.5cmなので、EE-DG35のほうが約4cm低くなっています。
棚や家具の近くに置く予定なら、購入前に高さまで測っておくと安心ですね。
また、蒸気が出る家電なので、単純に「本体が入るスペース」だけを考えるのではなく、メーカーの取扱説明書に従って周囲に必要なスペースを確保してください。
価格で選ぶならどうする?
EE-DG35とEE-DG50は、どちらもメーカー希望小売価格がオープン価格です。
そのため、実際の販売価格はショップや購入する時期によって変わります。
選ぶときは、
「EE-DG35はいくら」
「EE-DG50はいくら」
と固定価格で考えるより、購入するタイミングで価格差を確認するのがおすすめです。
もし価格差が小さく、設置スペースにも余裕があり、広めのお部屋で使う可能性があるならEE-DG50。
寝室など限られた場所でしか使わないのであれば、必要以上に大きなモデルを選ばずEE-DG35にする、という考え方もできます。
価格だけではなく、どこで使うか+価格差の2つで考えると選びやすいですよ。
EE-DG35とEE-DG50についてよくある質問
最後に、購入前に気になりやすいポイントをまとめました。
EE-DG35とEE-DG50の発売日はいつ?
EE-DG35とEE-DG50は、どちらも2026年9月発売のモデルです。
旧モデルはある?
ひとつ前のシリーズには、2025年6月発売の「EE-DF35」「EE-DF50」があります。
EE-DF35・EE-DF50も、容量・加湿能力・対応畳数・消費電力・サイズ・重量などの主要スペックはEE-DGシリーズと共通しています。
型落ちモデルが安く販売されている場合は、価格を比較してみてもよいでしょう。
フィルター交換は必要?
EE-DG35とEE-DG50はフィルター不要なので、加湿フィルターを定期交換する必要はありません。
消耗品の交換をできるだけ減らしたい方にはうれしいポイントです。
寝るときにつけたまま使える?
強運転で約8時間、中で約16時間、弱で約32時間の連続加湿ができます。
入・切タイマーも搭載されているため、就寝時間に合わせて使いやすい設計です。
使用時は取扱説明書に従い、安全な場所に設置してくださいね。
赤ちゃんや小さな子どもがいる家庭でも使える?
チャイルドロックやふた開閉ロック、転倒湯もれ防止構造など、安全性に配慮した機能が備わっています。
ただし、スチーム式なので本体内部でお湯を沸かします。
安全機能があるからどこに置いても大丈夫というわけではありません。
小さなお子さんが触れにくい場所に設置することが大切です。
一人暮らしならどっちがおすすめ?
一人暮らしで6畳前後のワンルームや寝室を中心に使うなら、EE-DG35が選びやすいでしょう。
コンパクトで、加湿時の消費電力もEE-DG50より小さめです。
ただし、お部屋が広い場合は畳数を確認してEE-DG50も検討してみてください。
象印EE-DG35とEE-DG50の違いまとめ
今回は、象印のスチーム式加湿器EE-DG35とEE-DG50の違いを比較しました。
大きな違いは、
- 容量
- 加湿能力
- 適用床面積
- 加湿時の消費電力
- 高さ
- 重さ
の6つです。
選び方を簡単にまとめると、
寝室や個室など小さめのお部屋で使うならEE-DG35。
リビングなど広めのお部屋で使うならEE-DG50。
と考えるとわかりやすいでしょう。
どちらも、フィルター不要のスチーム式や自動加湿、長時間運転、クエン酸洗浄モード、安全機能など、毎日使いやすい機能はしっかり備わっています。
「大きいほうが高性能だからEE-DG50」と考えるのではなく、普段使うお部屋にちょうどいいほうを選ぶことがポイントです。
コンパクトさや電気代を重視するならEE-DG35。
広いお部屋での加湿力を重視するならEE-DG50。
ご自宅で使う場所をイメージしながら、ぴったりの1台を選んでみてくださいね。
